チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン

 

「チーズはどこへ消えた?」のおすすめ度

おすすめ度 ★★★★★
おすすめ読者層 読者層を限定しない
変化に直面している人

 

あらすじと感想

本書は、寓話(ぐうわ)物語の形式で、「変化」への対応や心持ちにヒントを与えてくれます。

本書の評価や感想は、読み手側の意識や環境によって異なるでしょうし、年齢や立場が変わったタイミングで読み返すと改めて違った発見があり、感想も変わるでしょう。

読みやすく簡単な物語ですが、読み手側の状況や立場に応じて、様々な学びや気付きを得ることができる良本です。

「チーズはどこへ消えた?」のあらすじ

登場人物は2匹のネズミと2人の小人です。

ネズミと小人はそれぞれ「迷路」の中で「チーズ」を探し求めていましたが、ついに大量のチーズを発見しました。

ネズミは、発見したチーズもいずれなくなるかもしれないと考え、更なる迷路探索の準備をします。小人は、チーズがなくなる想定はせず、日々を過ごしました。

そしてある日、突然チーズが消えてしまい、ネズミは直ぐに改めてチーズを探し求めます。一方、小人はチーズが消えた原因分析や不満に終始して、なかなか行動に踏み切りません。

ネズミは、現状の恩恵に対して油断せずに万が一に備えた準備にも手を打ちます。そして起きた現実は直ぐに受け入れ、理屈や分析の前にまず行動して物事の解決にあたります。

小人は、現状の恩恵に満足し事態が急変しても変化の理由分析、変化を引き起こした原因への不満や嘆きに終始します。

今まさに変化の環境下にいるという人は、本書を読むことで変化に対する勇気が生まれます。
現時点では変化の必要性を感じていない人も、本書を読むことで、現状の自分や環境に対して新しい行動を起こす必要があるかどうかを考えるきっかけになります。

人生を過ごす中では、仕事に限らずプライベートでも様々な環境の変化が必ず発生します。
望まない変化が発生した場合にどう対応するのか等、本書は転機が訪れた際のヒントや勇気を与えてくれます。

本書のポイント

変化は起きるものである。

変化の予期探知が必要であり、変化の兆候を見逃さないようにする。

生じた変化や事態に対して、まず行動する。

行動すれば変化を楽しむことができる。