結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる 藤由 達藏

 

「結局、すぐやる人がすべてを手に入れる」のおすすめ度

おすすめ度 ★★★
おすすめ読者層 若手社員
ビジネス書を余り読んでいない人
すぐやる習慣がない人

 

あらすじと感想

本書はタイトルが示す通り、「何事もすぐやろうよ」ということを説いた内容となっています。

例えば、いつも考えているうちにチャンスを逃す、面倒くさくてつい先送りにしてしまう、いつもギリギリにならないと動けない等に当てはまる方は、本書を読むことで「すぐやる」ことの後押しになるでしょう。

「すぐやる」メリット、気持ちの盛り上げ方等が分かりやすく解説され、また、なかなか行動できない人の特徴や理由についても参考になる点もあります。

一方で、全体として当たり前の事を紹介している内容なので、すぐやる習慣がある人や多くのビジネス書を読んでいる人にしてみれば、本書を読んでも新しい発見を特に得ることはできないかもしれません。

「結局、すぐやる人がすべてを手に入れる」より引用

行動するために何より大切なのが「気分」です。

にもかかわらず、ほとんどの人がその大切さを理解していません。私が「大切なのは気分です」というと、「モチベーションのことですか?」と聞き返してくる人がいます。

当たり前ですが、気分とモチベーションは違います、モチベーションは、動機や結果に対する意欲、と訳されています。 ~省略~

人の行動力は、モチベーションが支配しているのではありません。行動力は「気分」で決まるのです。
いくら「価値観」や「未来像」が明確であっても、「気分」が下がっていたら動けません。モチベーションが高かったとしても、気分が乗っていなければ、あらゆるやる気を失ってしまうのです。 ~省略~

行動力を高めたければ、モチベーションだけでなく、「気分」もコントロールする必要があるのです。

モチベーションと気分を切り離して、行動には「気分」が必要という解説は、本書ならではの珍しい着眼点であり納得できます。

但し、気分をコントロールする方法論として、気分の切替や感情表現などのテクニック論が紹介されていますが、精神論の後押しであり、あまり論理的な説明ではありません。

私の価値観としては精神論や気分に焦点を当てた解説には共感しませんが、精神論が役立つ人が多い事も事実です。つまり、読み手によって、本書から素晴らしい教訓を得る方もいるでしょうし、そうでない方もいる事と思います。

すぐやる人のポイント

行動する人だけが人生を変えられる

すぐ行動できない人は、「時間があれば解決策は見つかる」と考える

すぐ行動できない人は、「まだ〇時間あるから大丈夫」と考える

すぐ行動する人は、「行動してしまえば、あとは楽」ということを知っている

すぐ行動する人は、考えるが悩まない

すぐ行動する人は、「行動の遅れが不安を増やす」と知っている